戸建て注文住宅建築予定のご家庭に、太陽光発電の観点からお勧めの屋根形状をズバリ!

 先の別投稿で書きましたが、一番発電をする方角・屋根角度は、真南・傾斜20~30度(3.5~5.5寸屋根)と言われていますので、発電量だけを考えれば第一候補は、南向きの片流れ屋根(3.5~5.5寸)ということになります。

 ですが、好みによりますが片流れ屋根はあまり格好良くないという印象ですので、オタクがお勧めする方角・屋根形状を以下の通り大発表いたします。 

 第2位: 南北向き切妻屋根(2寸)(好みを含めてデザイン上南北向きが好ましくかつ北面設置が可能な場合。 185.7%の発電)

 第3位: 南北向き変形切妻屋根(南面2寸・北面4寸で、幅長を2:1) (幅均等の切妻屋根よりもデザイン性良し。182.7%の発電)(南を短くして4寸傾斜、北を長くして2寸傾斜にしても、同等以上183.6%の発電)

 ちなみにオタクんちは、東面に玄関のある南北面のほうが東西面の2倍ぐらい長さがある長方形の注文住宅ですが、建築当初太陽光を載せることを想定しておらずハウスビルダーの提案設計どおり南北向き均等長の切妻屋根(3寸)(理論値181.7%)で建てていました。上記トップ3には入っていませんが、まあまあ結果オーライの屋根形状になっており、また北面設置効果が8割以上あることがこの数値からも裏付けられています。

 なお、方角に差のない陸屋根では発電量が 187.8%と、南向き片流れ屋根に次いで第二位の結果となりますが、雨漏りを起こしやすい屋根形状なので絶対にお勧めしません。(陸屋根にする場合は屋上として活用する意図でしょうから、全面に太陽光パネルを敷くということもあり得ないでしょう。。。)


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