北面パネル増設設置から3か月半が経過し、増設後の発電量データが出始めてきましたが、その結果「驚くべき事実」に気づくことができました。
まず、既存南面パネルと追加搭載した北面パネルの発電量を分割して計算できるようにするため(モニターは合計発電量しか計測できません、分割測定できるようにお願いし忘れました。)既設パネル・増設パネルそれぞれの月別発電量シミュレーションの数値を使ってそれぞれ1kWあたりの発電量を算出してみました。その結果、なななんと、オタクんちのように真南向きの3寸(勾配16.7度)切妻屋根の場合、北面は(南面を100%とする)年間平均で84%も発電してくれることがわかりました。
84%ですよ 84%。 当初設置時に業者にいわれた6割(いまだにネットにそのような記載もあります)では全然ありません。だまされたみたいなものです。きちんと8割ぐらいとの正しい情報を知らされていたら、もっと強く北面設置を主張することができていたと思うと本当に残念であります。
なお一応、当該業者の肩を持つ情報も提供しますと、最大発電量となる傾斜30度(5.5寸屋根)の真南向き屋根(所説あります(笑))の反対側、真北向き傾斜30度の屋根の発電量が南面発電量の64%になる、という情報を載せているサイトもありました。
さて3寸屋根に話を戻しますと、さらに驚くことに年間を通じた発電量を比較した場合が84%なのですが、5月から7月はかなり北よりから日の出し北よりに日の入りすることから、南面の100%を超える発電を北面がしてくれることもわかりました。
モニターでは合計の発電量しか計測できないため、シミュレーション上の数値で理論的に分割しているだけで実際にどうなっているのかまで実証できないのが残念ではありますが、パネルメーカーのシミュレーションがそうなっているので間違いなく真実ではあるかと思います。 ぜひ参考にされてください。
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