オタクは、2012年4月に太陽光発電を導入した際、本当に挑戦したいアイデアがあって業者と何度も交渉しましたが、最後までウンと首を縦に振ってもらえず諦めたことがありました。
今回この10年超越しの夢を、ついに別の業者のサポートを受けて実現することができました。それは…
北面屋根に太陽光パネルを搭載することです
2012年当時、北面は発電効率が低く南面の60%程度しか発電しないのでお勧めできません、というのが唯一の断られた理由でした。でも、読者の皆さま よく考えてみてください。東面と西面の発電効率はそれぞれ南面の80%で、その方角の屋根の場合は絶対に両面に載せること(合計160%)を勧められます。 もしそうなら、南面と北面の両面に載せること(合計160%)と同じじゃないですか!
仮に南面と北面に同発電容量分のパネルを掲載できる屋根形状だったと仮定して、足場代や工事経費などパネル枚数によらず固定の金額も結構な割合でありますから、1.6倍程度の工事価格で設置できれば十分に元がとれるわけですから、やらない手はありません。
ということで、もし既に卒FITされている読者さんのご自宅の北側隣家の住宅が、ご自宅と同じかそれ以下の階数で、隣家南面の全ての居室からご自宅の屋根上面が見えない状態であれば、北面屋根にパネルを載せられる可能性が十分にあります。ぜひご検討ください。でも、ご検討開始に当たっては…、
当初工事をしてくれた業者に加えて、一括見積サイトを複数活用しましょう
なお、北面設置については、非常にネガティブに捉えている業者が多いことも事実です。まずは社、真摯に話を聞いてくれ 相談に乗ってくれる業者を見つけまし
ょう。1社見つかれば、もう2~3社から見積り(相見積もり※として)を取ることは比較的簡単にできると思います
※ 相見積もりとは、現在商談を進めている先以外の同業他社に対して、本命業者の提案内容(パネルや周辺機器のメーカー、品番、枚数など)を伝え、(ほぼ)同じ条件で見積り額の提示を受けること。(相見積もりであることを最初に伝えることで断りやすくなりますし、依頼を受けた業者もそもそも営業活動や現地調査などを行っていない分、最初から頑張った見積り額を提示することができます。 金額が十分に安ければ受注できる可能性もゼロではないため、双方にとって(本命業者以外(笑))Win-Winな制度なのです。)
以下、北面設置を検討するにあたってのアドバイスおよび注意点です。
●当初設置から13年程度以上経過している場合、北面設置は強~くお勧め
10年から15年程度でパワーコンディショナーが寿命を迎えるといわれています。もし壊れたらパワコン交換に合わせて北面設置を検討するのは「マスト」ですが、研究をすればするほど「壊れる前だけどやっちゃおうかな」と読者さまも思うはずです。
●北側隣家への光害が気になる場合、長州産業の防眩パネルがあります
今後掲載する別記事の内容になりますが、北面設置と同時に蓄電池の導入もお勧めです。その場合、防眩パネルと蓄電池を組み合わせられるのは2025年6月現在 長州産業製製品だけとなります。
●とはいえ防眩パネルは価格が高く同一面積あたりの発電効率は低いので、(将来に渡り)光害リスクが相応に低ければ通常パネル搭載を第一希望としましょう
オタクんちの場合、①当社は北面載せは内規で絶対禁止です。 ➡ ②長州の防眩パネルなら例外的に載せられます。 ➡ ③(執拗なオタクからの申し出を受けて)慎重なる実地調査の結果、超特例的に通常パネルで施工できることになりました。と業者の態度・対応が刻一刻と変化しました。
●パネルを載せることで屋根材の劣化が防止されます。北面屋根の形状目一杯に 載せることができるメーカー・品番・枚数の組合せを提案してもらいましょう
そうは言っても、南面にのっているパネルとの相性、同時に導入する場合の蓄電池との相性がありますのであまり選択肢はないかもしれませんが、本音では屋根材保護の効果があることをお伝えしたかったのです。(太陽光発電導入当初より北面にもパネルを搭載していたら、今回追加40万円の出費となった屋根塗替えが不要だったと思うとその点も悔やまれます。新規で太陽光発電を検討している方には、太陽光パネル搭載による屋根材保護効果を声高にお伝えしたいと思います。)
コメントを残す