オタクんちは2022年4月に卒FITを迎え、地域電力会社にそのまま売電しつづけるよりは少しでも高値でと思い、売電先を某有名ガソリンスタンド関連新電力に変更しました。オタクはオタクなりにそれなりの研究をした結果、当時はほかにできることはないとの結論に至ったうえでの「蜂の一刺し」のつもりでした。
ですが…、あれから3年、あること(別記事でいずれお伝えします)をきっかけに、とても効果の高い節電術があることに気付かせてもらいました。それは……
エコキュートの沸き上げ時刻設定を昼間の時間帯に変更することです
オタクんちのエコキュートは、そして既に卒FITされている・あるいはまもなく卒FITを迎える読者さまがお持ちのエコキュートもおそらくは、当時すごい安いとされていたオール電化契約の深夜料金時間帯(23時から7時)で沸き上げをするのが標準設定となっているはずです。また、オール電化契約は、自分が調べた限りにおいては新電力会社の乗り換え対象外であったため、地域電力会社での契約のまま、そしてエコキュートの標準沸き上げ設定のままにしてしまっていたのです。
ところがです、これを昼間に沸き上げる設定に変えるだけで、大幅に節電になりますのでぜひすぐに実行ください。オタクんちでは、2025年1月の実質電気代※ 約4.9万円が、翌2月には同4.0万円まで下がりました。季節要因として、1月の平均電気代ー2月の平均電気代=約3.5千円を割引計算しても6千円近い節約でした。
設定方法は、メーカーや機種によってちがうと思いますが、オタクんちの日立製エコキュートでは、電気の契約種類を選択するメニューの中に自由設定という選択肢があり、その中で分類する時間帯の数、それぞれの時間帯の始まりの時刻と終わりの時刻(=次の時間帯の始まりの時刻)、それぞれの時間帯で沸き上げの優先度として「低」「中」「高」を選択し設定する形でした。
この設定が面倒臭そうとお感じでしたら、単純に、時計を15時間遅らせるだけでもほぼ同様の効果が得られますのでこちらの簡便法でも良いので是非お試しください。(午前8時を午後11時だと勘違いして沸き上げを開始、午後4時を午前7時と勘違いして沸き上げを終了します。コントローラーの時計が15時間ずれるのは結構不便かもしれませんが(笑)。)
※ 実質電気代 = 購入電気料金 ー 売電料金 + (太陽光発電導入費用÷156ヶ月)
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